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注釈──これ以降の文章は楽しく書くために「ご都合主義小説風」なんでご理解ください。
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登場人物(PC)
主人公:夏優 (実年齢:19) 14歳
マビノギの世界、エリンに『ナオ』の手によって誘われ、召喚に応じた少年、召喚のせいで少々年齢が変化したらしい。
容姿は良くも悪くも「普通」黒髪、茶瞳の眼鏡の少年(元青年)。
服装は元々着ていたジーンズのシャツとズボンと黒いタンクトップ(現在はノラ(旅館の主人の姪)の手によって補修された)。
実験SSの夏優とは並行する世界の存在。
平凡な短期大学生。
幼いころから根性と直感で生きてきた。
特に取り柄もないし、特徴もないが、変なやつでそこそこに良い奴である、ここ最近はルーチンワークとなった生活に飽き、非日常を渇望していた。
現在のステータス
身長:145cm
体重:35kg
Lv1 HP:35 MP:50 SP:45
座右の銘:下手の横好き
友人:グミ・ヘイター 12歳
夏優と同じ世界から来たらしい少女。
男言葉で話すかなり強気。
夏優よりも早くにエリンに召喚されたそうだ。
戦闘時における特攻隊長。
身長:149cm
体重:?
Lv
友人:メンチィ 13歳
グミと同じ時期に召喚された少女。
グミ同様強気なほうだが、どちらかというと少し抜けている。
バイトを良くサボるので「サボり魔」と呼ばれている。
戦闘時はその汚名を返上するかのように果敢に戦う戦士でもある。
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マビノギ Act1:女神降臨 第一話「ようこそ、エリンへ」
──────────────────────────────
その日の最後の記憶は、学校の溜まっていたプログラミング課題をやり遂げて。
そして、友人が奨めてくれたMMORPGをインストールしている最中で眠くなって仮眠を取ったというのが最後の記憶だった。
そのMMORPGのタイトルはマビノギ-Fantasy LIFE・・・。
目覚めると、そこには天井がなかった。
それどころか、壁もベッドも、というよりも部屋がなかった。
目に付くのは澄み渡った青空とちらほら見える白い雲、そして真夏の日差し。
そして、足元にはケルト(だったか)の模様を描く大きな円形の床。
ちなみに、模様の外は床がない。
・・・視界の下にも空しか見えない気がするのですが?
高所恐怖症の人間としてはこの場所があの世にしか見えない。
あ、なんか恐怖で全身の力が─────
「あ、あぶないっ!!」
その言葉とともに竦み上がった俺を持ち上げてくれる細い腕。
・・・・?
俺ってそんなに軽かったか?
そりゃ、中学生ぐらいの時はチビで軽量級だったが・・・。
「大丈夫ですか?」
俺を抱えたままの体勢で麗しい声が聞こえた。
この声は女性(かなり美少女)だ、絶対に・・・・勘だが。
「ん、大丈夫。 ありがとう」
「それは良かったです。
呼んだばかりで死なれては困りますんで」
・・・おや、何気に物騒なことを言ってませんかな?
「実はあなたにお願いがあるんです」
そういってようやくお互いが向き合って状態になる。
・・・背中に当たってた暖かい感触が離れていくのは非常に名残惜しいが、ここは紳士に我慢と行こうか。
「それで、俺に何をしてほしいのかな?」
フム、相手の女性は予想通りの美少女だ。
・・・・ちょっと待てよ?
なんか俺の視点が常時より低くないだろうか?
そのことを尋ねた。
「それはこの世界に来る際にあなたの精神年齢と同じころの背格好になってますから」
なんと、そんなことがあるのか? いやあるのだろう。
でなけりゃこんなことにはなるまい。
「あら、意外と素直に納得をするんですね?」
素直なのは美徳だと俺は思うからね。
「まぁ、それで本題、キミは俺に何を願う?」
「これからあなたが行く世界『エリン』で、あなたが求めていた『非日常の世界』を楽しんでもらいたいと、思っています」
そりゃまた・・・「どうして」と今更問うのもあれだ。
人を異世界に送ったりできる人だからそういうこともできるのだろう、それで納得する。
それに、言うのはなんだが『ゲームみたいな状況』だ、なかなかに面白い。
「もしも、あなたが望まな「OK、行く行く!」って、良いのそんなあっさり決めて?」
少しあっけにとられたのか彼女は少し砕けてそう聞き返す。
「あぁ、良いのさ。
俺は判断することは自分の本能と理性に従って行動するんだ。
差し障って問題ない」
「はぁ、わかりました」
彼女はそういうと次にこういった。
「ではエリンにあなたを送ります」
彼女はそういうと集中するためか目を閉じた。
そこでふと、思った。
まだ、互いの名前を知らないと。
しかし、ちょっと遅かったのかなんだか俺の周囲が発光している気がする。
「まだお互いの名前を名乗ってなかったっ!
俺の名前は夏優だ、君の名前を教えてくれ〜!」
彼女はあっと小さく声を漏らしてから名乗った。
「ナオと呼んでください」
次の瞬間には俺の視界は白く染まっていた。
「あれ、こんなところで寝転がってる人がいるぞ?」
「ん〜?
あ、ホントだ?」
体を棒かなんかでツンツンと突かれてる感触だ。
誰だ、一体。
俺は眠いんだからほっとけ。
「起きないな」
「おきないねぇ?
うりうり」
なんか、まだ突かれてるよ。
正直・・・そろそろ・・。
「いい加減にしてくれ!」
体を起こすのと頭に素晴らしい一撃が入ったのはきっと同時だったのではないだろうか?
「「あ」」
目覚めるのと同時に俺は再び眠りについてしまった。
これが、この後『エリン』で共に過ごす事となる仲間との出会いだった。
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登場人物(PC)
主人公:夏優 (実年齢:19) 14歳
マビノギの世界、エリンに『ナオ』の手によって誘われ、召喚に応じた少年、召喚のせいで少々年齢が変化したらしい。
容姿は良くも悪くも「普通」黒髪、茶瞳の眼鏡の少年(元青年)。
服装は元々着ていたジーンズのシャツとズボンと黒いタンクトップ(現在はノラ(旅館の主人の姪)の手によって補修された)。
実験SSの夏優とは並行する世界の存在。
平凡な短期大学生。
幼いころから根性と直感で生きてきた。
特に取り柄もないし、特徴もないが、変なやつでそこそこに良い奴である、ここ最近はルーチンワークとなった生活に飽き、非日常を渇望していた。
現在のステータス
身長:145cm
体重:35kg
Lv1 HP:35 MP:50 SP:45
座右の銘:下手の横好き
友人:グミ・ヘイター 12歳
夏優と同じ世界から来たらしい少女。
男言葉で話すかなり強気。
夏優よりも早くにエリンに召喚されたそうだ。
戦闘時における特攻隊長。
身長:149cm
体重:?
Lv
友人:メンチィ 13歳
グミと同じ時期に召喚された少女。
グミ同様強気なほうだが、どちらかというと少し抜けている。
バイトを良くサボるので「サボり魔」と呼ばれている。
戦闘時はその汚名を返上するかのように果敢に戦う戦士でもある。
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マビノギ Act1:女神降臨 第一話「ようこそ、エリンへ」
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その日の最後の記憶は、学校の溜まっていたプログラミング課題をやり遂げて。
そして、友人が奨めてくれたMMORPGをインストールしている最中で眠くなって仮眠を取ったというのが最後の記憶だった。
そのMMORPGのタイトルはマビノギ-Fantasy LIFE・・・。
目覚めると、そこには天井がなかった。
それどころか、壁もベッドも、というよりも部屋がなかった。
目に付くのは澄み渡った青空とちらほら見える白い雲、そして真夏の日差し。
そして、足元にはケルト(だったか)の模様を描く大きな円形の床。
ちなみに、模様の外は床がない。
・・・視界の下にも空しか見えない気がするのですが?
高所恐怖症の人間としてはこの場所があの世にしか見えない。
あ、なんか恐怖で全身の力が─────
「あ、あぶないっ!!」
その言葉とともに竦み上がった俺を持ち上げてくれる細い腕。
・・・・?
俺ってそんなに軽かったか?
そりゃ、中学生ぐらいの時はチビで軽量級だったが・・・。
「大丈夫ですか?」
俺を抱えたままの体勢で麗しい声が聞こえた。
この声は女性(かなり美少女)だ、絶対に・・・・勘だが。
「ん、大丈夫。 ありがとう」
「それは良かったです。
呼んだばかりで死なれては困りますんで」
・・・おや、何気に物騒なことを言ってませんかな?
「実はあなたにお願いがあるんです」
そういってようやくお互いが向き合って状態になる。
・・・背中に当たってた暖かい感触が離れていくのは非常に名残惜しいが、ここは紳士に我慢と行こうか。
「それで、俺に何をしてほしいのかな?」
フム、相手の女性は予想通りの美少女だ。
・・・・ちょっと待てよ?
なんか俺の視点が常時より低くないだろうか?
そのことを尋ねた。
「それはこの世界に来る際にあなたの精神年齢と同じころの背格好になってますから」
なんと、そんなことがあるのか? いやあるのだろう。
でなけりゃこんなことにはなるまい。
「あら、意外と素直に納得をするんですね?」
素直なのは美徳だと俺は思うからね。
「まぁ、それで本題、キミは俺に何を願う?」
「これからあなたが行く世界『エリン』で、あなたが求めていた『非日常の世界』を楽しんでもらいたいと、思っています」
そりゃまた・・・「どうして」と今更問うのもあれだ。
人を異世界に送ったりできる人だからそういうこともできるのだろう、それで納得する。
それに、言うのはなんだが『ゲームみたいな状況』だ、なかなかに面白い。
「もしも、あなたが望まな「OK、行く行く!」って、良いのそんなあっさり決めて?」
少しあっけにとられたのか彼女は少し砕けてそう聞き返す。
「あぁ、良いのさ。
俺は判断することは自分の本能と理性に従って行動するんだ。
差し障って問題ない」
「はぁ、わかりました」
彼女はそういうと次にこういった。
「ではエリンにあなたを送ります」
彼女はそういうと集中するためか目を閉じた。
そこでふと、思った。
まだ、互いの名前を知らないと。
しかし、ちょっと遅かったのかなんだか俺の周囲が発光している気がする。
「まだお互いの名前を名乗ってなかったっ!
俺の名前は夏優だ、君の名前を教えてくれ〜!」
彼女はあっと小さく声を漏らしてから名乗った。
「ナオと呼んでください」
次の瞬間には俺の視界は白く染まっていた。
「あれ、こんなところで寝転がってる人がいるぞ?」
「ん〜?
あ、ホントだ?」
体を棒かなんかでツンツンと突かれてる感触だ。
誰だ、一体。
俺は眠いんだからほっとけ。
「起きないな」
「おきないねぇ?
うりうり」
なんか、まだ突かれてるよ。
正直・・・そろそろ・・。
「いい加減にしてくれ!」
体を起こすのと頭に素晴らしい一撃が入ったのはきっと同時だったのではないだろうか?
「「あ」」
目覚めるのと同時に俺は再び眠りについてしまった。
これが、この後『エリン』で共に過ごす事となる仲間との出会いだった。
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